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錆極少で20周年記念パーツ エスケレートシート装着 HONDA BEAT ご納車前メンテナンス エンジンルーム清掃及び状態確認
こんにちは。
本日6月19日をもって、コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針の次のステップとして、県をまたいでの移動の制限が徐々に解除されます。
もちろん、消毒の徹底やマスクの着用といった新しい生活様式に基づいた行動が求められておりますが、少なくとも国内における移動に関してはようやく通常通りに戻りつつあります。
私はご納車などで都府県を跨ぐ移動が多く、今までは仕事とは言え罪悪感を持ちながらの移動でありましたが、本日からはそのような気持ちを持つこと無く、都府県間の移動ができる様になりそうでホッとした気持ちというのが正直なところです。
さて、昨日よりご納車メンテナンスの様子をご紹介しております、錆極少で20周年記念パーツ エスケレートシート装着 HONDA BEAT ですが、前回のボディーの状態確認に続きまして、今回はエンジンルームの状態確認及び清掃を行った様子をご紹介致します。
では、早速エンジンルームの確認に入りますが、BEATはエンジンルームにアクセスする為に幌後部の固定ボルト6本を外して、バルクヘッド後ろ側のメンテナンスリッドを外す必要があります。
幌のボルトを外して幌をめくり、カーペットを外すとメンテナンスリッドが現れます。
この部分も通常はなかなかアクセスすることなく、ホコリが溜まり易い為、濡れたタオルで綺麗に拭き上げてこの状態まで綺麗にします。
錆や塗装の剥がれなど特に気になる点は無く、綺麗そのものです。
画像がありませんが、もちろん外したカーペットも掃除機がけして清掃を行いました。
そして、画像の奥に見える4本のボルトを外してメンテナンスリッドを外せば、ようやくエンジンルーム内の確認を行うことができます。
この車両はつい先日にタイミングベルト類の交換を行っております為、念のためオイル漏れや滲みもチェック致しましたが問題ありませんでした。
一通り確認を致しましたら、手の届く範囲でエンジンルーム内の清掃を行います(画像は清掃後)。
BEATのエンジンルームは通常の車とは違い、洗車毎に清掃などを行うことができませんので、通常ホコリの堆積が凄いですが、丁寧に清掃を行っていき綺麗にします。
また、アイドリング回転数を制御しているEACVのみ色が異なっておりますので、交換されていることがわかります。
更に、錆が出ている車両の多いフューエルプレッシャーレギュレーターも全く錆が無く、やはりこのBEATは錆が少ないです。
補器ベルトも劣化が見られませんし、ゴムホース関連の劣化も問題無いです。
プラグに関しましては、先日タイミングベルト交換時に整備工場から画像が届き、『摩耗が見られる為交換しますか』とのご提案がありましたが、ご成約頂きましたお客様に画像と共にご提案しましたところ、お客様ご自身にて交換をされるとのことで、今回はそのままとさせて頂きました。
因みに、HAMP(NGK製)のイリジウムプラグが装着されております。
そして、最後は、12mmのスパナ2本を用意して、アクセルワイヤーの張りを調整して確認作業は終了です。
遊びを少なく調整するとアクセル操作に対するレスポンスがダイレクトに感じる様になりますので、無料で調整が可能なアクセルワイヤーの張り調整はおススメです。
あとは、メンテナンスリッドを元に戻して、幌のボルトを固定すればエンジンルームの確認及び清掃は完了です。
以上、エンジンルーム内の確認を行って参りましたが、特に気になる部分も無く、タイミングベルトや周辺部品も交換済みですので、当分は安心してお乗り頂けるかと存じます(次回ご紹介致しますがブローバイガスの状態も問題ありませんでした)。
次回の第3回目は、引き続きエンジン関連で、エンジンの状態確認の1手法と言えるブローバイガス状況を確認する為に、エアクリーナーケース内の確認、エアクリーナーエレメントの状態確認を行った際の様子をお伝え致します。
では、失礼致します。