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チューニング多数の程度極上 SUBARU BRZ 納車整備 ガラスコーティング施工【状態確認~マスキング作業編】
こんにちは。
関西は梅雨入りして、これから雨の季節が始まります。
そんな、雨模様の本日ですが、ガレージ内から虹を見つけました。
このブログでは何度が虹の画像をUPしていますが、私は虹が大好きです。
虹を見ると、嬉しい気分になり、何か良いことが起こるように思います。
皆様は虹を見つけた際、どのようなお気持ちになりますでしょうか?
さて、来る6月15日に山梨県のお客様にご納車させて頂きます、チューニング多数の程度極上 SUBARU BRZ で御座いますが、ご納車前のオプション整備としまして、ガラスコーティング施工(簡易施工Ver)をご用命頂きましたので、そのガラスコーティング施工を行いました際の様子を2回に分けてご紹介して参ります。
※この度のお客様はご予算を抑えたいとのことで簡易施工Verのガラスコーティング施工をご用命頂きましたが、基本メニューや使用するコーティング剤には変更は無く、一番時間のかかります磨き込みのレベルに差をつけさせて頂いているレベルで御座います。
今回のブログでは塗装の状態を確認するところから洗車、鉄粉除去、マスキング作業まで行った際の様子をご紹介致します。
今回施工を行います SUBARU BRZ は傷や凹みがほぼ無い大変状態の良い程度極上車で、塗装状態も良好であり、屋内保管ではなかった為にウォータースポットの発生が見られますが、洗車は手洗いで行われていた様で洗車傷は少なく、パッと見た目には凄く綺麗と言える車両です。
しかしながら専用の照明にて詳細に確認を致しますと、ウォータースポットはもちろんのこと、少ないとは言え細かい洗車傷等はございますので、完全屋内スペースでの研磨作業にてウォータースポットや傷を取り除き、その上にガラスコーティング塗布を行うことで、更に綺麗な塗装面に仕上げることができることに加え、塗装面の保護が可能となります。
では早速塗装面の状態確認から入ります。
一見、綺麗に見える塗装面ですが、専用の照明で確認をしますと、この様に細かい洗車傷やウォータースポット等が確認できます。
この細かい傷やウォータースポットが車体全体に入っていることで光が乱反射し、車体が少しボヤッとくすんだ様に見えてしまいます。
従いまして、この細かい傷とウォータースポットを取り除くことで車体が深みのあるキリッと引き締まった状態にすることができます。
では、状態確認を行いましたところで、早速コーティング作業に入って参りますが、ここで今回施工しますコーティング作業の一連の流れを以下に記載致します。
①洗車
②鉄粉除去
③マスキング
④研磨(ポリッシング)
⑤脱脂
⑥ガラスコーティング塗布
上記の手順に従って施工をして参りますので、まずは洗車をして汚れやホコリや泥といった、研磨作業を行った際に傷の原因となる不純物を除去します。
本車両は入庫時から弊社ガレージ内保管の為、汚れは御座いませんが、しっかりと洗います。
弊社は室内にて洗車を行いますので、飛んでくる砂やホコリをシャットアウトでき、洗車段階において余計な傷が入ることも防ぐことができます。
更に、この洗車の仕方も、スポンジを一方向のみに動かすことを心掛けて、極力傷が入らない様に細心の注意を払って作業します。
そして、洗剤が残らない様に十分に水で流しましたら、これも研磨作業の際に傷の原因となってしまう鉄粉を除去していきます。
鉄粉除去として、まずは鉄粉除去剤を塗布してボディーに付着している鉄粉を除去し易い状態にするのですが、本車両は全く鉄粉の付着が無い様で、鉄粉除去剤を塗布しても、鉄と反応した際に出る紫色が全く出ませんでした。
前オーナー様はこの車両を本当に大事に扱われていた様で御座いますので、もしかしたら洗車毎に鉄粉除去作業などを行っていたのかもしれません。
ということで、鉄粉除去作業自体は行う必要がありませんでしたので、鉄粉除去剤が残らない様に十分な水量でしっかり流して、拭き上げの後、研磨作業に入る前のマスキング作業を行います。
このマスキング作業は、コンパウンドが隙間に入り込んでしまわない様にと、研磨作業の際に研磨したくない箇所の保護及びエッジ部の削り過ぎを防ぐ目的で主にパネル隙間部やメッキ部にマスキングをしていきます。
以上、マスキング作業まで完了しましたので、下準備としては完了です。
次の工程は、コーティング施工において最も重要であり肝と言える研磨(ポリッシング)へと移りますが、研磨作業からコーティング剤塗布して完成までの様子は次回のブログにてご紹介致します。
では、失礼致します。