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走行距離28,700kmでハルテックフルコン装着の程度極上 HONDA BEAT 納車整備 ガラスコーティング施工 【状態確認~鉄粉除去作業編】
こんにちは。
本来であれば今週ご納車予定でありましたHONDA FITのご納車前整備の様子をご紹介する予定で御座いましたが、急遽来週のご納車へと日程変更となりました為、先にご納車させて頂くこととなりました 走行距離28,700kmでハルテックフルコン装着の程度極上 HONDA BEAT のご納車整備の様子をお伝えして参ります。
このHONDA BEATに関しましては、先日ブログにて各種確認と清掃の様子をお伝え致しましたが、オプションメニューとしてましてガラスコーティング施工をご用命頂いておりますので、そのガラスコーティング施工を行いました際の様子を2回に分けてご紹介して参ります。
今回は塗装の状態を確認するところから洗車、鉄粉除去まで行った際の様子をご紹介致します。
今回施工を行いますBEATは大変状態の良い程度極上車で、入庫した状態でも塗装状態は良好で、イオンデポジットなどはほとんど無く、パッと見た目には凄く綺麗な車両です。
しかしながら詳細に確認を致しますと、経年劣化による塗装のくすみや細かい洗車傷等はございますので、完全屋内スペースでの研磨作業にて傷を取り除き、その上にガラスコーティング塗布を行うことで、更に綺麗な塗装面に仕上げることができることに加え、塗装面の保護が可能となります。
では早速塗装の状態確認から入ります。
一見、綺麗に見える塗装面ですが、専用の照明で確認をしますと、この様に細かい洗車傷や薄い擦り傷等が入っていることが確認できます。
この細かい傷が車体全体に入っていることで光が乱反射し、車体が少しボヤッとくすんだ様に見えてしまいます。
そしてこの細かい傷を取り除くことで車体が深みのあるキリッと引き締まった状態にすることができます。
また、ボンネットを中心に鉄粉の付着が少し多めでしたので、しっかりとした鉄粉除去が必要と判断しました。
では、状態確認を行いましたところで、早速コーティング作業に入って参りますが、ここで今回施工しますコーティング作業の一連の流れを以下に記載致します。
①洗車
②鉄粉除去
③マスキング
④研磨(ポリッシング)
⑤脱脂
⑥ガラスコーティング塗布
上記の手順に従って施工をして参りますので、まずは洗車をして汚れやホコリや泥といった、研磨作業を行った際に傷の原因となる不純物を除去します。
弊社は室内にて洗車を行いますので、飛んでくる砂やホコリをシャットアウトでき、洗車段階において余計な傷が入ることも防ぐことができます。
洗剤が残らない様に十分に水で流しましたら、これも研磨作業の際に傷の原因となってしまう鉄粉を除去していきます。
まずは鉄粉除去剤を塗布してボディーに付着している鉄粉を除去し易い状態にします。
鉄粉除去剤を塗布した画像ですが、紫色に変色している部分が鉄粉除去剤が鉄粉に反応している部分です。
ボンネットを中心に鉄粉の付着が多めであることが確認できます。
また、塗装面に入り込んでいるものも多かった為、今回は粘土を用いて鉄粉を除去することとしました。
出来るだけ塗装面に傷をつけない専用の粘土を用いて、水を流しながらやさしく丁寧に粘土がけをしていきます。
この際に、ぐるぐると回すように粘土がけをしてしまいがちですが、円形に傷が入ることを避ける為、上下一方行に動かしながら鉄粉を除去していきます。
そして、鉄粉除去剤は残ってしまうと塗装面に良くない為、細部まで十分に水で流した後に、目視による確認と、塗装面を手でなでてザラザラとした感触がなくなったら鉄粉除去は完了です。
続いては、研磨作業に入る前にマスキング作業を行います。
このマスキング作業は、コンパウンドが隙間に入り込んでしまわない様にと、研磨作業の際に研磨したくない箇所の保護及びエッジ部の削り過ぎを防ぐ目的で主にパネル隙間部やメッキ部にマスキングをしていきます。
ステッカーの周辺などもコンパウンドが入り込んで白くなってしまうことを防ぐ為マスキングします。
以上でマスキング作業まで行いましたので、下準備は完了と言えます。
続いてはコーティング施工において最も重要であり肝と言える研磨(ポリッシング)へと移りますが、研磨作業からコーティング剤塗布して完成までの様子は次回のブログにてご紹介致します。
では、失礼致します。