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走行距離27,900kmの程度極上 HONDA FIT 納車整備 ドライブレコーダー(前後)取り付け編
こんにちは。
既にご成約頂いており、ご納車を控えている 走行距離27,900kmの程度極上 HONDA FIT ですが、全ての車両においてご納車前に実施している通常のご納車前整備に加えて、オプション作業としましてエンジンオイル交換とドライブレコーダー(前後)取り付けをご用命頂きました。
前回のブログでエンジンオイル交換の様子をご紹介致しましたが、今回はドライブレコーダー取付け編としてKENWOOD DRV-MR740の取り付け作業を行った際の様子をご紹介致します。
今回取り付けを行うドライブレコーダーはKENWOOD製のDRV-MR740というモデルで、前方カメラに加え、後方カメラも備えており、前後共に録画が可能なタイプのドライブレコーダーです。
事故の際の証拠画像となったり、煽り運転にあった際の記録、抑止などに活躍する昨今では必需品となりつつある装備と言えます。
では、早速取り付けに入ります。
前述の様に、このドライブレコーダーは前方に加え、後方カメラも備える為、リアのバックドアまでの配線が必要となりますが、できるだけ配線が見えない様に工夫をしながらの取り付けを心掛けます。
ということで、まずはリアカメラの取り付けから行います。
リアカメラをバックドアに取り付けるにあたっては、室内側からバックドアへ配線を通す必要がある為、純正の配線が通っているゴムの蛇腹内を通して配線を行います。
従いまして、まずは蛇腹内に配線を通す為に運転席側リア廻りの内張パネルを外します。
パネルは後席シートベルト固定ボルトを外して、手前に引っ張れば外れます。
パネルが外れましたら、リアカメラの配線を室内側から入れて蛇腹内に通します。
配線を蛇腹内に通す作業は、針金などを用いて行うと容易に通すことができます。
蛇腹内を通したら、続いては、できるだけ配線が見えない様に取り付けを行う為に、バックドアのパネルを外します。
FITのバックドアパネルはクリップで留まっているだけなので、内装剥がしを用いて手前に引っ張れば脱着可能です。
パネルが外れたら、蛇腹から出ている配線をバックドア内を通して、できるだけ取り付け配線が短くなる位置から出します。
この配線作業での一工夫として、私は異音が大変嫌いなので、配線に適宜エプトシールをまいて、配線による異音が発生しないように施工をしています。
そして、出てきた配線をドアパネルとリアガラスの隙間に入れ込みながらリアカメラの位置までもっていきます。
配線を通したら、リアカメラの取り付けを行い、配線を繋ぎます。
リアカメラの取り付け位置としては、リアワイパーが雨滴を拭き取るエリアを意識して取り付けします。
リアカメラの取り付けが完了しましたら、続いては室内側の配線作業に移ります。
ウェザーストリップなども取り外して、天井と内張の隙間に配線を入れ込みながら前側までもってきておきます。
リアカメラ配線を前側までもってきましたら、続いてはフロントカメラの配線作業に入ります。
フロントカメラへの電源線を通す為、Aピラーガーニッシュを外します。
これも手前に引っ張るだけで容易に外れます。
そして、シガーソケットからの電源線をダッシュボード内を通してAピラー付近までもってきます。
配線はこの運転席足元のパネルを外して、配線が遊んで異音がしない様に適宜固定をしながらAピラーまで通します。
Aピラーまで電源線を持ってきましたら、リアカメラの配線と共に天井パネルとフロントガラスの隙間に入れ込みながらフロントカメラ付近まで通し、取り付けをしたフロントカメラに繋ぎます。
フロントカメラもリアカメラ同様にワイパーの拭き取り範囲に注意をして取り付けします。
Aピラーの配線もこれまた配線が遊んで異音がしない様にしっかりと固定を行います。
これで配線作業としては完了なので、後は動作確認と撮影範囲の調整を行い、パネル類やウェザーストリップを元に戻せば、取り付け作業完了です。
配線が見える範囲は必要最低限できれいに取り付けを行うことができました。
最後に、戻し忘れが無いかのチェックと、配線による異音がしないか等を確認する為に試走を行って、全て完了です!
以上で、オプションメニューとしてご用命頂きましたオイル交換とドラレコ取り付けが完了しましたので、残るご納車前整備を行って次週のご納車を迎えます。
FITのご納車前整備の様子は後日ご紹介致します。
では、失礼致します。