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ご依頼作業:HONDA N-WGN ガラスコーティング施工【状態確認~徹底洗車編】
こんにちは。
昨日は午後にお休みを頂きましたが、緊急事態宣言が出ております状況の為、家族と共に静かに家の中で過ごしておりました。
「外で遊びたい」とねだる子供ではありますが、現状の世の中をしっかりと理解もしている様で、言い聞かせるとちゃんと納得してくれます。
子供も妻もストレスが溜まっている状況が目に見えてわかりますが、どの家庭も同じ状況だと思います。
何とか皆で協力して不要不急の外出を自粛し、感染拡大を防いで早期終息に向かう努力をしていきたいですね。
さて、今回から3回に渡りまして、ご依頼作業としまして新車のHONDA N-WGNのガラスコーティング施工(ホイールコーティング含む)をさせて頂きました様子をご紹介して参ります。
この度は、お客様のご要望により、HONDAの販売店様から直接当店にお持ち込み頂き、作業をさせて頂きました後に、お客様の元へ私がご納車させて頂くこととなっております。
今回ご依頼頂きました車両はHONDAの新型N-WGNですが、その中でもCustom Lターボという電動ウエストゲート付きターボや15インチアルミホイールなど採用されている最上級グレードです。
この新型N-WGNは安全運転支援装置も満載に加え、電動パーキングブレーキ採用、高い内外装質感と軽自動車離れした装備と質感が特徴と言えます。
私は前職で兄弟車種でもあるN-BOXの開発に携わっておりましたが、ちょうど横でこの新型N-WGNの検証が始まったばかりで、プラットフォームやボディー、サスペンション、一部品に至るまで、非常にお金がかかっている車両だなという印象であったことを思い出します。
ルーフ部などはスポット溶接では無く、なんと一部輸入車でも見られるレーザーブレーズですから。
ということで、まずは入庫した車両の状態確認です。
新車と言えども、工場出荷時の加修作業及びディーラーにて洗車等が行われる為、細かい傷などが必ず存在していますし、場所によって塗装肌の状態は異なりますので、しっかりと状態の確認を行い、磨き作業の計画を立てます。
そして、砂やホコリをシャットアウトする完全屋内スペースにて研磨を行うことで、その細かい傷の除去と、まばらな塗装面の状態を整えることで、ボヤっとした印象の塗装面がキリっと引き締まり、真に綺麗な状態とすることができ、その上にガラスコーティングの被膜を纏ってあげることで艶の更なる向上と塗膜保護が可能となります。
早速、状態確認に入ります。
これはボンネットですが、部分的に非常に細かい傷が入っており、この様に照明が乱反射して塗装面がぼやけてしまっています。
こちらは運転席側フロントドアですが、リアも含めて、全体的にこのような細かい傷や画像に写すことが困難なレベルの非常に薄い線傷が入ってしまっています。
この状態では、もちろん新車ですので、パッと見は非常に綺麗な状態ではありますが、車全体の印象がボヤけてしまいます(すみません、上手な表現が思い浮かびません)。
そして、車両全体をくまなく確認を行いましたら、続いては、汚れが多く付着しています足元の洗浄から。
新車状態でもホイールハウス内はこのような状態ですので、しっかりと綺麗にします。
一度雨の中を走ったら汚れますし、普段は目に見えない部分かもしれませんが、せっかく車を綺麗にしたいと作業をご依頼頂いていますので、妥協することなく綺麗にしていきます。
通常ですと、ホイールハウス内4カ所とも全て綺麗にしましたら、ホイールの洗浄に入りますが、この度は別途ホイールコーティングをご用命頂いておりますので、軽く洗浄のみに留めて、後ほどにホイールを外して内側まで洗浄、コーティング施工を行います。
足元の洗浄が終わりましたので、続いてはボディーの洗車に入ります。
洗車にて傷が入ったらいけませんので、たっぷりの水でホコリを流してから、マイクロファイバータオルにたっぷりの泡を付けて優しくなでるように洗っていきます。
そして、エアブローも併用しながら拭き上げましたら、ドアヒンジ部やバックドアヒンジ、エンジンルーム内など細かい部分も綺麗にしていきます。
上記作業が完了しましたら、磨き作業前の1段階である徹底洗車は完了です。
これで、細部まで車両のホコリや汚れなどが無くなりましたので、続いては磨き作業において傷の原因となってしまうボディーに付着している鉄粉を除去する作業に入ります。
以降の作業に関しましては、次回ご紹介して参ります。
では、失礼致します。