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こんにちは。

５回に渡りご紹介して参りました、整備箇所多数 クレタホワイト HONDA BEAT の販売前メンテナンスの様子をお伝えするシリーズですが、今回は最終回として、サスペンション等のシャシー部品や足廻りのゴム部品の状態確認、及び清掃を行った際の様子をご紹介致します。

早速ですが、ホイールを外してサスペンション周辺の確認を行います。

運転席フロントから。

まずは、外から見える部分、見えない裏側までホイールハウス内を徹底的に清掃を行います。

このように綺麗になりました。

ホイールハウスやアーム類にはシャシーブラックがしっかりと塗布されており、下廻りも錆や擦り跡も無く、とても綺麗な状態です。

続いて、ゴム部品の確認です。

スタビブッシュは大きなひび割れは見られず、著しい劣化は見られませんが、硬く硬化していますので、交換すれば乗り味の改善が可能です。

続いて、タイロッドエンドブーツですが、ひび割れも見られず良い状態なので、交換されてからさほど時間が経っていないと思われます。

ボールジョイントブートも大きな劣化は無く、まだまだ使用可能な状態です（ひび割れの様に見えるのはシャシーブラックです）。

続いて、助手席側フロントの確認に移ります。

運転席側同様に綺麗な状態で、気になる点は御座いません。

ゴム部品も運転席同様に破れなど無く、両側共にダストブーツ類も全て問題ありませんでしたので、車検も問題無く通るでしょう。

続いてはリアの確認に移ります。

運転席側リアの状態です。

リアもシャシーブラックがきっちりと塗布されており、気になる錆など無く、綺麗な状態です。

ドライブシャフトブーツも問題無しです。

エンジン下部もオイルパンやケース間からのオイルにじみも無く、綺麗そのものです。

最後に、助手席側リアです。

シャシーブラックが一部剥がれている部分がありますが、錆などは発生しておらず、運転席側同様に良い状態です。

以上、足廻り関連の状態を確認して参りましたが、錆も少ないですし、ゴム部品、ブーツ類も特に問題となる箇所はありませんでした。

総じて、きちっとメンテナンスされてきていることが伺え、非常に良好な状態と言えます。

このBEATを運転しますと、ヤレ感が非常に少なく、シャキっとした乗り味を保っているのは、ボディーはもちろんのこと、シャシー関連の状態が良好であることの裏付けと言えるでしょう。

以上、５回に渡って、このクレタホワイトBEATにおける室内やエンジンルーム内（エアクリーナーケース内）から、ボディー関連、シャシー関連と各部のチェック及び清掃を行ってきた様子をご紹介して参りましたが、少なくとも確認をしてきた全ての部分において良好な状態であることが確認できました。

この車両に様に隅々までしっかりとメンテナンスされてきている車両は、私としましても自信を持ってお客様に販売させて頂くことできます。

実は、このクレタホワイトBEAT、販売開始前にブログをご覧頂きましたお客様からご連絡を頂きまして、既に口頭にてご成約を頂き、書面でのご契約を残すのみという状態で御座います。

本当にありがたいことで御座いますが、この度のお客様も現車確認無しでのご成約となりましたので、この販売前メンテナンスの様子をご紹介して参りました一連のブログご覧頂き、各部状態に関しましてご確認を頂ければ幸いで御座います。

では、失礼致します。