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SUBARU STELLA 納車整備 エンジンクーラント交換編
こんにちは。
寝ても覚めてもコロナウイルスの話題で持ちきりですが、日経平均株価も終値17,002円と景気についても不安が立ち込めており、心配が尽きない今日この頃です。
弊社においてはありがたいことに買取のご依頼を頂いたり(後日に改めてご紹介致します)、ご納車も2台控えているなど特に目に見えた影響はありませんが、世の中が暗い雰囲気に包まれているからこそ、気を吐いて頑張っていこうと考えています!
さて、車の話に移りますが、既にご成約を頂いており、ご納車を控えている SUBARU STELLA ですが、全車両においてご納車前に実施致します通常のご納車前整備に加えて、エンジンオイルの交換とエンジンクーラントの交換をオプションメニューとしてご用命頂きました。
前回のブログでエンジンオイル交換の様子をご紹介致しましたが、今回はエンジンクーラント交換編として、エンジンクーラント交換作業の様子をご紹介致します。
前回のブログでも記載致しましたが、弊社でご用命頂きました整備の様子をご紹介しておりますのは、お客様にブログをご覧頂くことで交換作業の様子をご覧頂き、安心してご納車を迎えて頂く為で御座います。
ということで、早速エンジンクーラント交換の様子をご紹介して参ります。
エンジンクーラントの交換方法としてはエンジンオイル同様で、古いクーラントを排出して、新しいクーラントを入れるだけですが、ひと手間加えることでより効果的なクーラント交換となります。
まずは古いクーラントを排出する為に、ラジエターキャップを外してからラジエター下のドレンボルトを外します。
STELLAでは、プラスドライバーにて写真の+型のドレンボルトを外してクーラントを抜きます。
抜いたクーラントは色が変わっており、交換時期としては適切だったと思います。
エンジンクーラントが劣化すると、防錆性能が劣化したり不凍性能が劣化する為、定期的な交換が望ましいものです。
抜き終わったら、ドレンボルトを一旦締めます。
続いて、リザーバータンクを取り外して中にあるクーラントも抜いておきます。
取り外したついでに、中と外を綺麗にしておきました。
続いて、ここからがひと手間ですが、一度ドレンボルトからクーラントを抜いただけでは、サーモスタッドが閉じている為に排出されるクーラントはラジエター内部と配管内にあるものだけで、エンジン内部にあるクーラントは排出されないので、この状態で水を入れてサーモスタッドが開くまでエンジンを暖めてもう一度抜くことでエンジン内にある古いクーラントを排出することができます。
ということで、上記手順を実施して再度クーラント排出が終了しましたら新しいクーラントを入れていきます。
満タンになるまで新しいクーラントを入れたら、エンジンを始動し、十分に暖機をします。
十分に温まったら、エアコンを暖房MAXにして、ウォーターホースを握ったり、揺らしたり、エンジンを吹かしたりしてエア抜きをします。
この時に、サーモスタッドが開くまで十分に暖めて、良くエア抜きをすることを心掛けます。
そして、エアが出なくなったらラジエターキャップを取り付けて、リザーバータンクにクーラントを充填すれば作業としては終了です。
以上、STELLAのご納車前にご用命頂きましたオプションメニューの作業としては無事完了致しました。
あとは、ご納車の直前に行うご納車前整備を残すのみとなります。
ご納車は来週となりますので、それまで室内にて綺麗に保管しておきますね。
では、失礼致します。