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SUBARU STELLA 納車整備 エンジンオイル交換編
こんにちは。
既にご成約を頂いており、ご納車を控えている SUBARU STELLA ですが、全車両においてご納車前に実施致します通常のご納車前整備に加えて、エンジンオイルの交換とエンジンクーラントの交換をオプションメニューとしてご用命頂きました。
そこで、今回はエンジンオイル交換編として、エンジンオイル交換作業の様子をご紹介致します。
ところで、弊社ではブログでご納車前整備やご用命頂きました整備の様子をご紹介しておりますが、これはお客様にブログをご覧頂くことで交換作業の様子を見て頂き、実際にちゃんと作業を行っているのか?という不安を払拭し、安心してご納車を迎えて頂く為で御座います。
絶対にあってはならず、悲しいことでは御座いますが、この業界においては作業依頼を受けているにも関わらず、実際には作業を行わないでお客様に車両を引き渡すといったことがあることも事実です。
弊社では絶対にそのようなことを行うことは御座いませんが、お客様におかれましては本ブログをご覧頂くことで、自らの目で作業の様子をご確認頂ける様にしておりますので、どうかご安心頂き作業をご依頼頂ければ幸いです。
さて、早速エンジンオイル交換の様子をご紹介して参ります。
(オイルフィルターは前回に交換されていた為、今回はエンジンオイルのみの交換を行います)
エンジンオイル交換は方法としては、抜いて入れるだけという簡単なものですが、いくつか注意点もあります。
まずはオイルパンのドレンボルトを外してエンジンオイルを抜きます。
STELLAではエンジン下部に2つ同じようなボルトがありますが、1つはミッションオイル排出用で、エンジンオイルのドレンボルトは運転席側にある方なので間違えない様に注意です。
エンジンオイルが抜けやすい様にオイルフィラーキャップを外しておいてから、ドレンボルトを外して、エンジンオイルを抜きます。
そして、オイルを抜き終わったら、ドレンワッシャーを新品に交換してボルトを締め付ければオイル排出として終了です。
抜いたオイルです。汚れは当然ありますが、触ってみてもまだ使用可能な状態ではあります。
お客様には、前回のオイル交換からさほど距離を走っていないことはお伝えしましたが、新たな車との生活の始まりにあたって『せっかくなので』ということであり、私もその気持ちは良くわかりますので、新品へ交換することになりました。
続いて、新品オイルをエンジン上部から入れます。
今回は粘度10W-30の部分化学合成オイルを用います。
随時オイルレベルゲージでオイルレベルを確認しながらUPPERラインまでオイルを入れます。
注意点としては、ここで終わりとせずUPPERラインまで入れたら1度エンジンを始動します。
これは、エンジンを回すことで、各部オイルラインにエンジンオイルを1度循環させて正確なオイルレベルを測る為です。
そして、数十秒エンジンを回したらエンジンを停止させて、少し時間をおいたら再度レベルゲージにてオイルレベルを見ます。
この際も、エンジンを停止してすぐにオイルレベルを測るとオイルが落ちる前のレベルを見ることになってしまうので少し時間を置くこともキーポイントです。
そして恐らく、オイルラインにオイルが回ることでオイルレベルは下がっているはずなので、もう一度オイルレベルゲージのUPPERラインまでオイルを追加します。
きっちりUPPERラインまで入れました。
ここでの注意点としては、UPPERライン以上は決して入れないことです。
オイルが少なすぎることももちろん問題ですが、多すぎても油面をクランクウェーブが叩いたりすることでオイルの早期劣化やブローバイガスの過多に繋がりますので、もし入りすぎたら抜くようにしましょう。
そして、再度エンジンを始動しエンジンを暖めてオイル粘度を下げた状態で、ドレンボルトからオイルの漏れ・滲みが無いか、異音が無いかを確認したらオイル交換作業としては終了です。
以上、今回はオイル交換の様子をご紹介して参りましたが、次回はエンジンクーラント交換の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。