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ご依頼作業:HONDA BEAT ガラスコーティング施工【状態確認編】
こんにちは。
昨今、世の中がコロナウイルスの話題で持ちきりですが、ウイルスの脅威は本当に怖いものがありますね。
感染拡大を阻止する為に、全国の小中学校、高校に対し政府が一斉休校を要請しましたが、私の子供2人の小学校、幼稚園も3月2日から休みに入ります。
私の家庭においては、妻の職場の方の理解もあり3月一杯はお休みを頂けたので何とかなりましたが、共働きの家庭などでお休みを取れない家庭は本当に大変だと思います。
子供を守る為の致し方ない措置とは言え、政府には両親がどうしても休みを取れない家庭への十分な対応や企業での補償などをしっかりと行って頂きたいものです・・・。
その様に混乱が続いている中では御座いますが、私はお客様にご依頼頂きました作業をしっかり行って行きます。
さて、昨日、フェスティバルレッドのHONDA BEATのお客様からご依頼頂きました、スタビライザーブッシュ及びスタビライザーラバーAの交換作業を実施致しましたが、追加で『ガラスコーティング施工』及び『タイロッドエンドブーツ交換』をご依頼頂きました。
もともと、昨日に車両をお預かりした際に、塗装の状態を見てガラスコーティング施工のご提案はさせて頂いておりましたが、『少し検討させて欲しい』とのことで一度帰られたのですが、ご検討頂きました結果、この度ご依頼頂くこととなりました。
タイロッドエンドブーツの交換に関しましては、昨日のスタビライザーブッシュ交換の際に、ブーツの劣化が進んでおり、封入されているグリスが少し出てきてしまいっている状況を確認していました。
このまま劣化が進行して、破れまで発展して中のグリスが無くなってしまいますと、水分によってタイロッドエンドのボールに錆発生⇒固着等の大事になってしまう可能性があります。
その旨をメールでお伝えし、交換を推奨させて頂きましたところ、ガラスコーティング施工と併せて交換作業をご依頼頂いた形となります。
話は脱線してしまいますが、このフェスティバルレッドのHONDA BEATのお客様は、新車で購入してからずっとこのBEATを所有されており、本当に大事にされているのですが、お話させて頂いていると車が大好きなことが伝わって参ります。
ふとした話からカーグラフィックという自動車雑誌の話になり、私ももうかれこれ10年以上愛読しているのですが、お客様はもう20年以上愛読されていらっしゃる様で、このカーグラフィックの話から始まり、車に関すること、BEATに関することを1時間半以上お話をしてしまいました。
車好き同士の話は本当に楽しく、時間が経つことを忘れてしまいます。
話をBEATに戻します。
タイロッドエンドブーツは弊社に在庫がありませんので、すぐに発注をかけましたが、納品されるまでに先にガラスコーティング施工を行います。
まずは、施工を行うに先立って、現状の塗装の状態確認から行います。
塗装の状態によって、研磨に使用するコンパウンドやバフが異なりますので、傷の深さや、塗装の厚みなどを確認して、どのように施工していくのかを判断します。
また、鉄粉の付着状況なども同時に確認します。
因みに、今回のガラスコーティングのご依頼は、傷を徹底的に無くすというよりは、『艶の復活をメインで費用を抑えて欲しい』とのリクエストでありましたので、リクエストに沿ったメニューで進めることにします。
ということで、早速確認に入ります。
これはボンネットですが、専用照明の下ではこのように細かい線傷が無数に入っていることが確認できます。
これが、塗装のくすみの原因で、塗装面の艶が弱くなってしまっています。
これも角度を変えたボンネットですが、無数の傷が確認できると思います。
トランクフードも同様です。
しかし、全体的に深い傷では無く非常に薄い線傷の集合体なので、この状態なら薄く表面を削ってやるだけで塗装に過度な負荷をかけることなく艶は復活すると思います。
リアスクリーンも曇りが発生していますので、透明な状態に復活させようと思います。
やりがいのある作業となりそうです。
しかし、綺麗にして、お客様の喜ぶ顔を想像するとやる気が出てきます。
今回はここまでで、次回以降に続きの鉄粉除去、マスキング、研磨作業そしてコーティング塗布の作業の様子を順次ご紹介していこうと思います。
では失礼致します。