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HONDA BEAT納車整備 サスペンションキット交換編
こんにちは。
BEATの納車整備を進めている毎日ですが、本日はサスペンション交換の様子をお伝えします。
この度BEATをご購入頂きましたお客様は、以前もBEATを所有されており、その際に車高調整式サスペンションを装着されていた為、ノーマルの車高がどうしても気になるとのことで、車高を下げたいとのご用命を頂きました。
そこで、お客様とご相談の上、弊社にちょうど在庫として持っていた、純正ダンパーのオイルを交換してある特注のダンパーとRG製のダウンサスペンションが組み込んであるサスペンションがありましたので、そのサスペンションキットを装着することになりました。
さて、BEATのサスペンションは前後共にストラット式の為、サスペンション交換は比較的容易に行うことができます。
前後共に、アッパーマウントの2つのナットを緩めて、ロアアームのダンパーロックボルト1本、ブレーキホースブラケットのボルト1本を緩めればダンパーは外れます。
運転席側フロントの交換後ですが、赤〇の2本のボルトと、アッパーマウントのナットを外して、ロアアームを下の押し下げると、ダンパーは外れます。
ちなみに締め付けトルクはアッパーマウントナットが4.0kgm、ダンパーロックボルトが5.5kgm、ブラケットが2.2kgmです。
助手席側フロントです。
運転席側リアですが、交換方法は基本的にフロントと同様です。
助手席側リアです。
ということで、サスペンション交換した結果を Befor・After で・・・。
『Before』
『After』
しっかりと車高が下がり、めちゃくちゃカッコよくなりました。
車高が下がることでアライメントのトーも変化しますので、前後共に0mmに調整をして完了です。
(規定値はフロント:0±3mm リア:1±3mm)
乗り味は、スプリングレート、減衰力共に上がり、サスペンションストロークも少なくなっている為、純正の軽やかな乗り心地から、路面のインフォメーションを伝えてくるしっかり感のある乗り味になりました。
これで、お客様にもご満足頂けると思います。
次回は、スタビライザーブッシュを交換した様子をお伝えしようと思います。
では、失礼致します。