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HONDA BEAT 販売前メンテナンス 錆チェック編

結果からお伝えすると修復歴は無く、錆もほとんど発生していないことが確認出来ました。

生産から28年経過しており、錆が問題となりやすいBEATにとって、ここまで錆が無いことには驚きです。

まずは、BEATでは錆確認のお決まりポイントである、サイドシルですが、運転席、助手席共に全くもって綺麗です。

錆の兆候すらありません。





続いては、サイドのダクトカバーを外してサイドシルの内側部分の確認をします。





撮り方が悪くて見えにくいですが、錆は全くありませんでした。

この奥の部分は、水が溜まりやすく、錆が見られる車両が多いので、BEATでは要チェックポイントです。

続いて、下廻りの確認です。



オイル漏れも無く、錆もありません。

冷却水ホースも劣化は見られず、まだまだ使えそうです(交換してるかもしれません)。

続いては、フロントバンパーを外してフロント部の確認です。


フロントバンパーを外してびっくりしました。

ライトステーなどの無塗装の鉄部品まで錆が出ていません。

しかも、丁寧に清掃を行うと、ご覧の様にめちゃくちゃ綺麗です。

修復歴もなさそうです。

更に、ラジエターやエアコンコンデンサー、ブレースバーも錆が出ている車両が多い中、この車両は黒々しています。



続いてはリアバンパーを外して、リア部の確認です。



リアもフロント同様に凄く綺麗です。

元々きれいでしたが、徹底的に綺麗にしておきました。

また、こちらも修復歴は無さそうです。

マフラーも錆は出ておらず、新品みたい。。。

最後の錆確認ポイントですが、センターコンソールを外して内部のステー類の錆状態の確認です。



極めて綺麗な状態で、錆は発生していません。

以上、BEATで錆の懸案ポイントとなる部分を重点的に見ていきましたが、この車両は本当に錆が少ないです。

単に、室内に動かさずに保管している車両だと錆は発生してしまうものですが、水に濡らすことなく、晴れの日限定で適度に動かしているとこのように良いコンディションを維持できるのだと思います。

錆はBEAT選びには切っても切れない問題です。

ここまで錆の少ないBEATはもうなかなか無いとは思いますが、錆があるからダメというものでは無く進行具合によるものなので(もちろんボディー骨格部分の錆が進行していればダメですが)、お客様がBEAT選びをされる際には、本ブログを参考に検討されている車両をご確認頂ければ幸いです。

次回は、この車両の足廻りやゴム部品の状態について見ていこうと思います。

では失礼致します。

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