自動車メーカー車両開発者が営む中古車販売店

TORINOCARSのお問合せ
携帯 : 090-5152-2066
TEL:072-856-0328

Mail:ktorino@nifty.com
営業時間:9:00〜18:00
定休日:日曜・祝日

ブログ

程度極上 各部OH済 20周年記念パーツ及び再販パーツ多数装着 HONDA BEAT VerZ 納車整備 エンジンオイル、オイルフィルター交換

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

前回のブログにてご成約のご報告をさせて頂きました『程度極上 各部OH済 20周年記念パーツ及び再販パーツ多数装着 HONDA BEAT VerZ』ですが、ご納車前整備のオプション作業としてエンジンオイル交換及びオイルフィルター交換をご用命頂きましたので、作業の様子をご紹介致します。

では早速エンジンオイル交換作業のご紹介に入りますが、BEATにおけるエンジンオイルの交換は、エンジン下部オイルパンのドレンボルトからオイルを抜いて、リアバルクヘッドにあるオイル注入口からオイルを入れることになりますので、はじめにリアバルクヘッドにあるオイルフィラーキャップを外してからオイルドレンボルトを緩めてオイルを排出します。

尚、リアをジャッキアップした方が作業し易いですが、BEATのオイルドレンはオイルパン後端にありますので、しっかり古いオイルを排出する為にも、ジャッキアップせず車体を水平にして作業を行います。

時間をおいて古いオイルを抜ききりましたら、ドレンボルトパッキンを新品に交換することと、本車両のドレンボルトはマグネット付きでしたので綺麗に清掃を行った後に、規定トルクの40N・mにてドレンボルトを締めます。

BEATのオイルパンはアルミ製ですので、オーバートルクで締め付けるとネジ山が舐める可能性がありますし、逆にトルクが足りないと走行中にドレンボルトが脱落してしまうリスクがありますので、ドレンボルトは規定トルクで締め付けることが重要です。

規定トルクでドレンボルトを締め付けました後にパーツクリーナーでオイルパンを綺麗にしましたら、オイルの排出は完了となります。

続いては、オイルフィルターの交換作業を行います。

BEATのオイルフィルターはエンジン前側にありますので、車体下に潜り込んで古いオイルフィルターを外します。

ちなみに、弊社にて使用するオイルフィルターはお客様からのご指定が無い限りホンダ純正互換品となるHAMP製フィルターを用います。

オイルフィルターはエンジンオイル内の不純物を取り除くという役割に加え、エンジン油圧など大事なパラメーターにも影響する重要なパーツの一つですので、弊社では安い粗悪品のオイルフィルターでは無く信頼性の高いHAMP製の使用をご提案させて頂いております。

尚、新しいオイルフィルターの取り付にあたりましては、正確な締め付けトルク管理の為にパッキンにオイルを塗布することと、少しでも早くオイルがエンジンに行き渡る様にオイルフィルターにオイルを満たしておきます。

フィルターにオイルを満たしてから取り付ける理由と致しましては、オイルを抜いた後でもエンジンには油膜が残っておりエンジンを始動するとオイルはすぐに行き渡るので実際には効果は大きくありませんが、可能な限りエンジンにとって良い方向となる様にとの想い(やらないよりやった方が良いことは全て実施したいと考えております)から毎回必ずオイルフィルターにはオイルを満たした状態で取り付ける様にしております。

そして、オイルフィルターを取り付ける前にエンジン周辺を綺麗に清掃した上で、規定トルクの10~14N・mにおける中央値である12N・mでオイルフィルターを締め込みましたらオイルフィルター交換が完了です。

これでオイルフィルターの交換が完了ですので、エンジンオイルの注入作業に入ります。

エンジンオイルは、HONDA純正URTRA MILDオイル(SP 10W-30)を使用します。

ホンダのエンジンには色々な意味でホンダ純正オイルが一番適していると考えており、粘度と致しましてもメーカー推奨が10W-30となりますので、お客様のご指定が無い限りはHONDA純正URTRA MILDオイルをお薦めさせて頂いております。

エンジンオイルの注入はバルクヘッドのオイル注入口から行いますが、注入口からエンジンまで繋がっているオイルホースの内径が小さい為、少しづつオイルを入れていきます。

オイルがこぼれない様に、早くオイルを入れたい気持ちを抑えて少しづつ少しつづオイルを注入致しますが、BEATのオイルフィルター交換時の規定量は2.7Lなので、約2.5L程注入した後にオイルレベルゲージにてオイルがUPPERとLOWERの間にあることを確認しましたら、一度エンジンを回してオイルをエンジン各部に行きわたらせ、オイルがオイルパンに落ちるまで5分程時間をおいてもう一度レベルゲージを確認します。

そうすると、少し減っているはずですので、あとは少しづつオイルを入れては時間をおいてレベルを確認して、、、という作業を繰り返し、レベルゲージのUPPERレベルになればエンジンオイル交換は完了です。

本来はLOWERとUPPERの間に油面があれば問題ありませんが、BEATはどの車両も多少はオイル消費がありますので、弊社では基本的にUPPERとなる様にオイル交換をしております。

最後に、もう一度エンジンを始動し、エンジンから異音が無いか、オイル漏れ、滲みが無いかを確認して問題無ければ、エンジンオイル交換作業及びオイルフィルター交換作業は完了となります。

これでご納車後もBEATの醍醐味である高回転エンジンを安心してお楽しみ頂けるかと存じます。

以上、今回はエンジンオイル交換及びオイルフィルター交換作業の様子をご紹介致しましたが、本車両におけるオプション作業としては本作業のみでございますので、次回はご納車前の最後の作業としまして、お客様にご納車後も安全且つ安心してドライブを楽しんで頂く為に、弊社におきまして全車両に行っておりますご納車直前整備の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

※ご相談やお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ ⇒ ご相談フォーム

カレンダー

«4月»
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

車両検索

フィード

お問い合わせ

TORINO CARS(トリノカーズ)
〒573-1138 大阪府枚方市招提北町1丁目2256-1
営業時間 9:00〜18:00 
定休日:日曜、祝日

携帯:090-5152-2066
TEL:072-856-0328
Fax:072-856-0327
E-mail:ktorino@nifty.com

To top