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ご依頼作業:JAGUAR E-PACE ガラスコーティング施工①【洗車~状態確認~マスキング編】
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先日で御座いますが、ご依頼作業としまして、新車のジャガー E-PACEにおきまして、ガラスコーティング、ホイールコーティング、ウィンドウ撥水コーティング施工をご用命を頂きました。
誠にありがとう御座います。
そこで、今回より5回に渡り、本車両におけるボディーのガラスコーティング施工からホイールコーティング施工、ウィンドウ撥水コーティング施工の様子をご紹介して参ります。
この度ガラスコーティング施工させて頂きますジャガーのE-PACEですが、R-DYNAMICというスポーティーグレードに、ブラックエディションというホイールをはじめグリルなど通常はクロームとなるパーツが全てブラックとなるモデルで、パールブラックの塗装と相まって、非常に引き締まって、スポーティーな佇まいです。
やはりスポーティーグレードにブラックカラーはカッコ良いですね。
拘りでリアエンブレムのみクロームのものに交換なさるなど、お客様がこのジャガーを大変お気に召しておられることがお話の中から伝わってきまして、大切なお車のコーティング作業を弊社にお任せ頂けましたことを大変嬉しく思います。
因みに、本車両は新車で購入された車両で御座いますが、新車状態でも工場出荷時の洗車、輸入車ではPDIセンターでの洗車及び鉄粉除去作業、そしてディーラでの洗車など何度も手が入ることにより必ず塗装面に傷が入ってしまっているものであります。
そこで、弊社では、ホコリや砂などの傷の原因となる外的要因をシャットアウトできる完全屋内スペースにて必要最低限のポリッシング作業を行うことで、新車でも入ってしまっている傷を除去し艶々の綺麗な塗装面に仕上げることが可能であり、傷一つ無い本当の新車状態に仕上げて参ります。
そして、その綺麗になった塗装面の上にガラスコーティング塗布を行うことで、塗装面の保護と光沢感の向上、そしてメンテナンスの容易化が可能となります。
ということで前置きはここまでに致しまして、今回は洗車から、持ち込まれた車両の状態をしっかり確認する作業、そしてマスキング作業までをご紹介致します。
では早速作業のご紹介ですが、ご購入から約2週間が経過しており少し汚れが付着しておりましたので、まずは汚れを落とすことと、塗装面の状態確認をしやすい様に洗車を行います。
そして、エアブローも併用し傷が付かない様に優しく拭き上げましたら、ドアヒンジ部やフロントフードやリアエンド部分など細かい部分まで綺麗にしておきます。
これで塗装面の状態が良く確認できるまで綺麗になりましたので、専用のライトを用いて塗装面の状態確認に入ります。
これはフロントバンパーですが、シングルポリッシャーでポリッシングしたと思われるオーロラマークがはっきりと確認できます。
続いては運転席側リアフェンダーですが、同様にくっきりとオーロラマークが確認できます。
これがまさに、PDIセンターで小傷や付着物除去の為にポリッシング作業を行った際のものだと考えられ、せっかくの新車でも西日などに当たった際に『何これ!?』ってなってしまうと思います。
また、PDIセンターで見逃したであろう傷や、ディーラー様での洗車によりついた洗車傷など(事前のお打ち合わせでお客様には洗車をご遠慮頂く様にお話をしておりましたので、お客様によるものではありません)、新車と言えど多数の薄い傷が入っている状態でした。
これらの傷のせいで塗装面の艶が少しくすんだ状態になっておりますので、しっかり傷を除去して塗装面を整えることで艶の向上を図ります。
尚、鉄粉に関しましては、PDIセンターでしっかり除去する作業が行われたのか、目視での確認上、及び手触りでも付着が見られませんでしたので、今回は鉄粉除去作業を行う事無く、次の行程であるマスキング作業に入ります。
マスキング作業は、コンパウンドが隙間に入り込んでしまわない様に、またポリッシング作業の際に研磨したくない箇所の保護及びエッジ部の削り過ぎを防ぐ目的で、主にパネル隙間部や樹脂部分、メッキ部分、エンブレム、ステッカー、ゴム部品、Rがきついエッジ部分などにマスキングテープを用いてマスキングをしていきます。
また、今回はウィンドウ撥水コーティング施工もご用命頂いており、ウィンドウガラスのポリッシング作業も同時に行う為、ウィンドウ廻りにもマスキングを行っております。
以上の様に必要な箇所へのマスキングが完了しましたら、ガラスコーティング施工における下準備が完了と言えます。
この次の行程は、コーティング施工において最も重要であり、塗装面を生き返らせるポリッシング作業へと移りますが、ポリッシング作業の様子は次回ご紹介致します。
では、失礼致します。